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生命保険の証書は、会社によって様式がぜんぜん違いますが、契約内容の補足説明が書いてあるものが多いです。でも、保険証書って、小さい字がぎっしりで、見る気がしないでしょう?
あなたの保険証書は、大丈夫ですか? 本当は、実際に私が見て差し上げられればいいんですが、そうもいきません。ですから、この言葉に注意したほうがいいですよ、というものを、いくつか例としてお教えしたいと思います。

というような言葉の裏には、60歳とか、65歳でやっと保険の支払いも終わったと思ったのに、入院に対する保障を続けるには、保険料の一時金の支払いがかかりますよ、といった意味を含んでいるものが多いです。 |

これは、「ほっといたら保険料(掛金)が上がりますから」と言っているようなものです。 |

このステップ期間の後は、保険料(掛金)が上がりますよ、ということです |

などの場合、これらの保険、あるいは同じような特約が付いている場合、「支払事由」という項目がある場合が多いのですが、ここは、よーく読んでみましょう。「60日」という言葉に気をつけて・・・。 |
そのほかにも、いろいろありますが、ざっとこんな感じでしょうか。こういうふうに書いてあるものは、まだ親切なほうで、中には約款と照らし合わせてみないとわからない、といったものも多いです。そうかと思うと、保険証券と一緒に詳しい説明を同封してくる保険会社もあります。
そして、ほとんどの保険証券が下のほうに小さく、ご契約内容の詳細につきましては、「ご契約のしおり‐定款・約款」をご覧ください、と書いてあるものが多いです。これがまた、字が小さい!!
まず、あなたは、契約する時「ご契約のしおり‐定款・約款」という冊子をもらいましたか? もし、貰ってないとしたら、あるいは失くしたということなら、すぐに保険会社に請求してください。まさか、渡してない営業の方はいないと思うのですが・・・。
それにしても、定款・約款も、見えるか見えないかくらいの小さ〜な字で、ぎっしり書かれていますよね。なんで、もっと見やすいようにしてくれないの?

そう、これが会社側の本音。都合の悪い部分は見つからないように、うま〜く考えられているんですね。そもそも、定款とか約款って何でしょう?
その前に、保険会社の経営形態って、二通りあるってご存知でしょうか?
一つは、相互会社、もう一つはなじみのある株式会社です。相互会社というのは、生命保険会社だけにある会社の形です。日本の大手の保険会社は、ほとんどがこの形態をとっています。(相互会社から株式会社化するところも出てきました)これには、お互いに助けあうという意味合いが含まれているんです。
定款が手元にある人は、最初のほうを見てもらうと、契約者は原則社員であるという記述がないでしょうか? そう、日本の大手保険会社にご加入の皆さんは、「社員」ということで、生命保険会社の運営に参加することができるんですよ。
まぁ、実際は、社員の中から総代というのを選んで、(どうやって選ばれるのかは知りません)総代会というので(株主総会みたいなもの)会社のことを決めてるみたいなんですけど・・・。(ここだけの話、多くの上場会社の株主総会と同じように、ただやってるってだけで、会社の思い通りみたいですが・・・)
ともかく、そういった生命保険会社の組織とか、活動、運営方針を決めたものを定款と言います。ちなみに、経営形態が株式会社の場合などは、定款は省略されているところもあります。
それに対して、約款、こちらのほうが皆さんには重要です。
生命保険は、保険会社と契約者との間で取り交わす契約です。その契約について、お互いの権利・義務が決めてあるのが、約款です。(難しいかな)非常に細かい取り決めが書いてありますし、文章も法律用語みたいで読みづらいですから、ほとんどの方が約款を把握できているとは思えませんが、こんなことまで決めてあるのか!と思われるくらい、細かいことが書いてあります。例えば、「病院・診療所」「入院」に対する定義とか、お金が出る対象となる手術の種類とか、対象となる不慮の事故についてとか、非常に細かいです。逆に言うと、その対象以外では出ませんよ、ということです。

「聞いてなかった」「いや、約款に書いてある」なんてことで・・・。
残念ながら、今の法律上では、約款を受け取った段階で、その契約にお客様が合意した、とみなされるようなのです。充分納得していなかったとしてもです。ある意味、ひどい話ですよね。
多分、こういう説明を受けて契約なさった方は、ごく一部じゃないでしょうか?
ですから、もし新しい保険に加入する時には、「ご契約のしおり」だけは、営業の人に説明してもらうか、自分で読むようにしたいものです。「ご契約のしおり」は、約款の中から特に重要なものを選んで、比較的分かりやすい言葉で書いてあるものだからです。(それでも一般の方にはわかりにくいでしょう・・・)
お客様ともめた時の保険会社の対応は、「約款に書いてある」の一点張りということが多いですから、こんなはずじゃなかった、とならないように、分からないことは、とことん聞いてみるべきだと思います。それに答えられないような営業は・・・。

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